TREK WORLD 2015 REMEDY

引き続き、TREKのオールマウンテンMTBのフラッグシップモデル、REMEDYのレポートを
竹本がお送りいたします。

北米におけるオールマウンテンMTBのカテゴリーではベンチマークとも言われ、大人気を誇るTREK”REMEDY”。
昨年、27.5”化を果たしたメインのフレームへの大きな変更は無い物の、今モデルより搭載される
リアユニット”FOX FLOAT-DRCV CTD”に改良が加わり、F1やWRCへサスペンションテクノロジーを
供給している”PENSKI”社 によるカスタマイズが施され”DRCV-RE:aktiv CTD”として生まれ変わりました。

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外観上はカラーリングが変更されただけに見える27.5仕様のREMEDY…。ですが…
このあと試乗した弊店スタッフ竹本はこのバイクが発揮する驚愕の性能に戦慄することに…。

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フルフローター、ABPとTREKならではの機構を持つフルサスペンションバイクです。
27.5化により飛躍的な機動性、走破性アップを果たしました。試乗をした竹本はメロメロです。
 
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レバー比は変わらないものの、入力角を変更させたロッカーリンクによりユニットへの負担を軽減しつつ、
作動の最適化を図っています。RE:aktivバルビングと相成ってシームレスなコンプレッションを発生。さらに
リンクに埋設してある黒い回転矢印プリントが施されているパーツ”MINO-LINK”を180°回転させることで
BBハイト、ヘッドアングルの変更が可能!ちなみに竹本のSESSIONにも同機構を搭載!
 
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SRAM社製11速コンポネント。ワイドナローチェーンリングを採用することによりチェーン外れはもちろん、
ギアレシオの拡大と軽量化を達成。小さな部分からの軽量化を積極的に進めるのもTREKならでは。
 
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多分に漏れず、このREMEDYもポストマウント。エンド部のねじれを抑え、正確でロスの少ない
ブレーキングが可能となりました。 ABPも手伝い悪路でのバイクコントロールに貢献。
 
撮影をしながら、もう垂涎ものの竹本。早く乗りたくて仕方がない衝動を抑えつつレポート記事を作成。
レポートテキストを入稿した次の瞬間には実車が待つテストライドエリアへ全力ダッシュしていました。
 
試乗レポートは後日!
 
岩崎正史 この記事を書いた人
岩崎正史